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2008.03.07 Epilogue
エピローグ
二人のその後は……?
追記:1、2同様修正しました(3/10)


あの屋上でのキスからかなりの時が流れた。

僕は第一志望の大学に無事合格し、今は花の大学生生活を送っている。
彼女はあれから菜々や二見さんから勉強を教えてもらい、瞬く間に成績が上がり、学年でも1/4の中に入る程の上位者へとなった。
今は管理栄養士の資格が取れる大学の試験に向けて猛勉強中だ。
ただ、それだけでは満足しないらしく、それが受かったら夜間の調理師学校に行くと言っていた。
二見さんとの勉強は僕も最初は心配だったが、彼女の頑張りで何とか踏ん張った。
二見さんは予定通りアメリカの大学に留学し、トップの成績を誇っているらしい。
そうそう、二見さんと言えば、なるみちゃんとの勉強会を通して少し変わった。
最初は頼みに行った時のように接し方がキツかったが、その内、少しずつだが物腰が柔らかくなっていった。本人に言わせると、
「なるみのバカさ加減がうつったみたいね」と皮肉混じりに言っていたが、内心はきっと彼女に感謝してると思う。

あの後、しばらく経ってから僕はおじいちゃんに事の次第を話した。おじいちゃんは
「そうか……。ありがとの……。」と一言だけだったが、その時に見せた目から光るものを僕は見逃さなかった。
ちなみにあの時もらったお金は今も使わずに、銀行の定期預金に大切に預けてある。
いつか、必要な時のために……。

そして………。


僕は彼女と大学の合格発表を見に来ていた。
彼女の受験番号を二人で懸命に探した。そして、見つけた。
喜んだ勢いで彼女は僕の胸に出会った頃のように僕の胸に飛び込んできた。
僕はそれをあの頃のように受け止める。やはり、何度やっても痛い……。
「先輩、合格しました~~!」
「うん、おめでとう。なるみちゃん。」
「先輩があの時、私を説得してくれたから……。」
「確かにそうだけど、頑張ったのはなるみちゃんだよ。」
なるみちゃんはエヘへと笑った。

そう、確かにまだ根本的な問題は何も解決していない。でも、今の彼女なら乗り越えられる、そう自然に思える自分がいた。
これからもずっと一緒に………。


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